自分探しに頑張っている40代の幸せの見つけ方
目次
みなさんは、
自分がこのままでいいんだろうか?
もっと何かできることが
あるはずと、
自分の将来について
悩んだことはありませんか?
私は人生の岐路ともいえる
40歳の時、
これから、どう生きればいいのか?
と、もがいていました。
沢山のセミナーに参加しながら
自分探しをしていました。
その中で、
どうしたら幸せを見つけられるか
ひとつの核心に気づきました。
今回は、
そのことについて
お話したいと思います。
ご興味のある方は、
どうぞ最後まで、
お付き合いくださいませ。
女性の40代は分かれ目
女性にとって40代って
ずこく重要。
何を選択するかで、
今後の人生が変わってきます。
仕事のキャリアを優先させるか、
結婚するかしないか、
出産できる年齢のリミット、
親の介護や子育ての問題、
離婚するかどうか……。
様々な場面で選択を迫られます。
私は、正に40歳の時に
大きな出来事があり、
これから、どう生きたら良いのか
人生に迷っていました。
それは、
夫が進行性のガンで、
発覚からわずか2週間で
亡くなったことです。
他の病気で通院していましたから、
具合が悪いのはそのせいだと思い、
気づいた時には
手の施しようがなかったのです。
夫とはケンカもよくしましたが、
このまま結婚生活が続くと
思っていました。
そこに、突然の強制終了です。
気持ちの準備もないままに
お別れすることになり、
私の人生はこれで終わったと
思いました。
いったい、
これから一人で
どう生きたら良いのか?
親は元気でしたが、
私には子どもがいなかったので、
ひとりぼっちの人生になる。
そう思ったら、とてつもなく
寂しく、不安になりました。
私は、毎日泣いてばかりで、
職場と家の往復のみの生活。
奈落の底に突き落とされたようで、
今日一日過ごすのがやっとの
精神状態でした。
夫との生活がなくなって、
私はこれからどうしたらいいのか?
不安と孤独の中、
人生の岐路に立って、
何も決められないままの
時が過ぎていきました。
セミナーを受けまくって自分を探す日々
それでも日にち薬というのは
あるようで、
私は2年半近くの
長い暗黒時代を抜け出し、
時間の経過とともに
少しずつ、自分のことが
考えられるようになりました。
そして、当時、読んでいた
メールマガジンで、
面白そうなセミナーを知り、
「行ってみようかなぁ~」と、
初めて前向きに
考えられたのです。
セミナーは東京開催。
私は広島に住んでいましたが、
誰も知らないところの方が
色々詮索されないだろう
と、いうのもあり、
初めてのセミナーに参加しました。
そうしたら、
今まで出会ったことがない人達が
沢山いるではありませんか!
何度も転職してる方、
自分の恋愛話をブログに掲載している方、
やりたいことのために新しく事業を始めた方、
人から求められたことをしていたら
それが仕事になった方、
作家、
これから本を出そうとしている方、
ブログやメルマガが活発になってきた時代
そのノウハウを教えるコンサルタントの方、
起業するための講座を開催している方、
実に様々な職業の人たちです。
「こんな仕事もあるのかぁ~」と、
知らないことだらけで
衝撃を受けました。
そこには、
自分のやりたいことをしている人や
自分のすることは何だろう?
と探している人も多くいました。
実際に、
夢に向かって行動してる人や
夢を実現させている人の
話を聴くと、
胸が熱くなります。
目をキラキラ輝かせて、
嬉しそうに話をしてくれます。
本当に楽しいんだな。
なんと幸せなエネルギーに
溢れているのでしょう。
そんな人達がとっても
眩しかったですし、
私もこんな風になりたいなぁ~、
なれたらいいな、
見つかったら人生楽しいだろな、
でも、私には才能もないし、
この人達のようにはなれないわ~。
無理かもしれない。
けれど、
このキラキラした空気に
ときどきでも良いから
触れていたい。
そう思い、
セミナーや集まり、交流会へ
参加し始めました。
顔見知りになり、仲良くなると、
その方たちが色々教えてくれます。
自分がなぜ夢を持ったのか、
やろうと思った理由。
ノウハウや考え方、
問題が起こった時の捉え方……。
私は、
「知る喜びを40歳を過ぎて知った」
のです。
その中で、教えてもらった情報から、
セラピーのひとつ、
感情解放セミナーを受けると、
もっと知りたい、
これも興味ある~と、
知りたい欲求が増してきて、
今度はコーチング、
今度は心理学、
今度は心と身体……。
知る喜びがどんどん大きくなって、
人生で初めて学ぶことが
楽しくなりました。
しかし、頭の片隅には、もやが
かかっていました。
学んでるだけでは、
自分一人の楽しみに留まります。
自己満足しているだけ!?。
こんなんじゃない、
自分がしたいことは何だろう?
これかな? どうかな? と、
次々とセミナーを
受けまくりました。
学んできた中にあるのかなぁ~、
何を選んだらいいのかなぁ~、
どう組み合わせたらいいのかなぁ~、
いまひとつ確信は持てず、
「自分探しの旅そのもの」を
楽しんでいました。
しかし、年月はあっという間に、
1年、2年、3年……と、
経っていきます。
当たり前ですが、
自分の年も、
一年毎にひとつずつ増えていきます。
年と共に、
他の人たちの人生は進んでいるのに
私はちっとも何かを成してはいない。
学ぶ楽しさより、
どんどん、焦りが大きくなっていました。
私は、まだ何をするかを掴んでない。
これっていうものがない!
焦るわぁ~
どうしよう。
このままでは、ダメだ。
焦る! 焦る!
焦る! 焦る! 焦る!
怖いチャレンジを飛び越えるためパワーを出す
今までは、新しい知識や考え方を
知る楽しさで満足していました。
でも、学びがステップアップしてくると、
次第にそれだけでは、
物足りなくなり、
今度は自分の学びを
人に伝えたくなりました。
さらに、
学んだことを人に伝える講座。
○○養成講座を受け始めます。
その中のひとつが、
セルフコーチングツールで、
目標設定に必要な要素を
マップに書くという
「コスモマップ講座」
交流会で出会って以来、
親しくさせていただいていた
女性社長が
新しく作られた講座です。
当然ですが、
養成講座を受けたということは、
次に何をするかというと
それを、人に教えるための
セミナーを開催するのです。
そしてついに、
私が講師として立つ時がきました。
いつデビューするかを
決めなければなりません。
いきなり3時間のセミナーです。
「ギョギョ!」
「私一人でするの?」
「まじでー!?」
「できるかなぁ~」
同期に学んでいた人達は、
既に何らかの講師をしている方ばかり。
何でもないことのように
次々と日にちを決めて行きます。
私だけ講師経験がなかったので、
くずくずして中々決められません。
学んでいる時に
自分が教えているイメージは
何となくありましたが、
リアリティがなくて
ぼやっとしか捉えられて
いませんでした。
それが、実際にするとなって、
初めてリアルにイメージして
怖くなったのです。
初めての日はいつかは来る。
どうせ通る道なら、
覚悟を決めて、
勇気を出して、
「エイヤー」って
初開催の日にちを、2ケ月後と
決めました。
しかし、
日にちを決めてからも、
「上手くいかなかったらどうしよう」
「人が来なかったらどうしよう」
「質問に答えられなかったらどうしよう」
不安が大きくなって、怖くなってきました。
「もう少し自信がつくまで、
先に延ばそうか?」
気持ちが、ぐらぐらです。
決めたつもりになっていた覚悟は、
どこにいったのでしょう?
それでも、この不安を少しでも
減らすのは、
練習しかないと思い、
声に出して、何度も練習しました。
とにかく、ここを越えなければ
始まらないという一心でした。
そして、セミナー当日、
ドキドキしながら、
第一声を発しました。
「みなさん、こんにちは……」
緊張の汗をかきながら、
怖さが何度も襲ってきたけれど
とにかく、
無我夢中で最後までやりました。
参加してくれた中には友人もいて、
温かく見守ってくれました。
出来はどうあれ、私にとって、
「3時間のセミナーをひとりでする」
いうチャレンジを乗り越えました。
講師という新しい道の
一歩を踏み出したのです。
怖いには理由がある
講座をすると決めてからも、
何度も怖さが襲ってきました。
はじめは真っ白になり、
怖い理由を、
考えられになったのですが、
ある時、
「何で怖いんだろう」
「何が怖いんだろう」と、
自分に問うてみました。
それまでの様々な学びの中で
知識として理解していたことが、
今回のセミナー講師デビューを通して、
身をもって、実感を伴って
体験することになりました。
怖さの中身をひとつひとつ
見ていきました。
私が怖いと思っていたことは、
コスモマップ講座をするには、
力不足な自分を
受け入れるのが怖い。
まだ、わたしの実力はその域に
達していない。
そんな私が講座をして失敗したら
恥ずかしい。
「失敗して恥をかくことが
怖かった」
失敗して、大したことないと
人から思われるのが怖かったのです。
自分の見栄を張りたい気持ちや、
「人からどう思われるか、
人からの評価」
ばかりを気にしていることに
気づいたのです。
なんで、
この考えが私の中にあるんだろう?
この言葉は、
祖母がよく言っていました。
「世間様に恥ずかしい」
「きちんとしないとみっともない」
失敗をすることは恥ずかしいこと。
人からどう思われるかが大事なこと。
そういう思い込み(観念)が
あったのに気づきました。
そして、私が新しいことに
チャレンジすることは、
失敗のリスクが高まります。
何もしないと失敗しないので、
今のままで大丈夫。
傷つくこともありません。
しかし、
失敗して恥ずかしい思いをすると
私自身が傷つくので、
それをさせないように、
恥ずかしさをストッパーにして、
傷つかないように、
守ってくれていたのです。
「何だか楽しそう、ワクワクする!」
やってみたい! と思ったときに、
同時に
「怖い」と、
ブレーキがかかる
この仕組みに気づきました。
「怖い」ということには理由が
あったのです。
それを今までは、ただ何となく、
漠然と怖い。
ということだけで、
捉えていたのですが、
怖いが自分を守ってくれたことで
怖いに対する捉え方が変わりました。
ストッパーに気づけなかったから一歩踏み出せなかった
できないかもしれない。
やっぱりやめようかなぁ~と、
一歩踏み出せなかったのは、
自信がなくて不安という理由が
表面に上がっていたけれど、
本当は、自分を止めていた
ストッパーの存在に
気づいてなかったから。
ストッパーの存在が
分からなかったから、
何となく怖い、
自信がない、になってた。
だから、踏み出さないでいよう。
今までどおりで、
無理することはない
何にもしなくていい。
という結論に至り、
そこで自分で納得してしまって、
一歩を踏み出せなかったのです。
けれども、
ストッパーの存在に気づくことができれは、
怖さの中身を見ようとします。
見えないもの、認識できないものは
分かりませんが、
見えているもの、認識できたものは
分かります。
これが怖かったんだと分かれば、
次に進むことができます。
漠然と怖いから、
“恥ずかしい” が 怖いに変わりました。
。
しかし、このストッパーは、
自分では当たり前と思っていることなので、
ひとりでは中々気づきにくい。
そんな時は
コーチ、カウンセラーなどの専門家や
メンターや信頼できる友人など、
第三者に話すと、自分でも
思い込みに気づきやすくなります。
このストッパーがかかっていて、
前に進めなかったことが分かるだけでも
今までとは違う視点で
自分を捉えられます。
自分がわかる
助けになります。
怖い理由がわかったら自分で幸せを決められる
怖い理由とは、自分を止めている
ストッパーの中身が分かることです。
「本当は何を怖れていたのか?」
私の場合は
「上手くできないのは失敗なんだ。
失敗するのは恥ずかしいこと」
そう思ってきたけれど、
「失敗することって
本当に恥ずかしいことなのか?」
新しい目で見てみます。
そんなことはないですよね。
「失敗は成功の母」
とも言います。
恥をかくことを怖れて
チャレンジをしなかったら、
いつまで経っても一歩が踏み出せません。
人生は新しい展開に進んで行けません。
そこで、
失敗は恥ではないと捉えられれば、
失敗することを怖れなくなります。
たとえ怖さがあったとしても
自分が興味のあること
ちょっとハードルが高いことにも、
チャレンジしてみよう。
と、乗り越えられます。
ですから、
「自分のストッパーは何だろう?」
と問いをもってみてください。
怖さの中身、ストッパー
を見つけられると、
人生の選択肢が広がります。
ストッパーは人それぞれ違います。
人に勝たなければいけない
有名大学に入らなければならない
価値ある人間でなければいけない……。
これは、生れてきた国や
住んでる地域、
言われてきた言葉、
家族構成、親の職業など、
育った環境によって異なります。
今までの思い込みが
自動運転のように作動して
ストッパーが働き、
本当の幸せを選ばないように
していたら、
それはとっても
もったいない。
みなさんも、
ご自身のストッパーに気づいて、
自分にとって本当に大切なコト
求めているコトに
意識を向けてみてください。
自分の幸せを見つけるために
外せないことだと思います。
幸せの方向へ
一歩踏み出すと、
未来の選択肢が
広がります。
40代は人生の大きな岐路です。
仕事、ライフワーク
パートナー、結婚……。
どんな人生を選ぶのかは、
自分で選択できます。
セミナージプシーからの卒業
私は、いつの間にか、
失敗=恥
という公式が出来上がっていました。
だから、恥をかかないようにして、
チャレンジを避けてきたけれど、
そのストッパの存在に気づき、
ストッパーが外れたら、
失敗を今までのように怖れなくなりました。
今では、失敗したら
「お~、ネタがひとつ増えた!」
と、楽しめるようになりました。
初めてのことは
今でも怖いです。
「お~、怖いなぁ~」
「でもやりたいことだから、
やってみよう」
と悩む時間が少なくなりました。
当初、あれもこれも、
とにかく色んなセミナーや
ワークショップに
参加し、
失敗できない、そのために
自分に足りないものを補うように、
まだ足りないという欠乏感から
セミナーを渡り歩く
セミナージブシーでしたが、
そこから卒業できたのです。
セミナーや学びは好きです。
ですから、
今でも自分の好きなセミナー、
必要だと思うセミナーには
参加しています。
けれども欠乏感を埋めようと
セミナーに参加することは
無くなりました。
クライアントさんにも、
学びが大好きという方がいます。
けれども、知識はもう十分なのです。
自分のストッパーが何かに気づいたら、
次の段階、
アウトプットを楽しんでいます。
面白い企画を次々と提案し、
ファンもついています。
まとめ
いかがでしたか?
自分では気づかないところで
自動的に作動している
ストッパーが、
自分を止めています。
そして
人生の選択肢を
狭めていることに
気づきました。
自分の幸せを選ぶには、
このストッパーを特定し
解除することが
必要になってくると思います。
あなたも参考になることがあれば
やってみてくださいね。
私の体験がお役に立てたら嬉しいです。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。
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