人生を充実させ、夢を実現するためには、一人の力では限界があります。
仕事、ライフワーク、プライベートがうまくいっている人は、多くの人
に応援されている人です。
応援してくれる人が増えるほど、受け取るエネルギーも大きくなり、
まるで一馬力が10馬力、100馬力、1000馬力と加速するように、
想像もしなかった現実が開けていきます。
では、どうすればそんな応援される自分になれるのでしょうか?
その方法をお伝えします。
1. 応援したくなる人とは?
まず、自分が「この人を応援したい!」と思う人を考えてみてください。
・何かをひたすら研究している人
・常にチャレンジしている人
・人に優しく、温かい笑顔を向けている人
そんな人を見ると、応援したくなりませんか?
その理由をじっくり考えてみましょう。
そして、その魅力的な要素は、あなた自身にもあるかもしれません。
人は、自分の中にあるものしか認識できません。
「応援したい」と思うその気持ちは、あなたの中にも同じ要素がある証拠なのです。
では、その魅力を自分にも取り入れ、応援される人になるには
どうすればよいでしょうか?
2. 先に与える人でいる
成功している人、応援される人は、必ず先に「与える」ことをしています。
「自分にできることは何か?」と考え、積極的に行動することで、
自然と周りから応援されるようになります。
私の尊敬するメンター本田健さんもそうでした。
あるとき、健さんの講座のスタッフをしていたときに、
「午後から参加者が疲れるだろうから、
タッピング(リラックス法)をやってみて」
と頼まれました。
私は喜んで引き受け、参加者と一緒にタッピングを実践しました。
その後、メンターがこう言いました。
「僕は、あなたのために何かできることはあるかな?」
この言葉にとても感動し、その後、私はメンターに紹介文を書いてもらいました。
このように、「先に与える→与えられる→さらに与える」という循環が生まれると、
素晴らしい世界が広がります。
大切なのは、相手に求める前に「まず自分から与える」こと。
もしあなたが
・字がきれいなら、手書きのメッセージを送る
・イラストが得意なら、歓迎のイラストを描く
・話すのが得意なら、初めての人に声をかける
そんな小さなことから始めてみましょう。
3. 人に与えるのは特別なことでなくていい
「でも、自分には人に与えられるものがない」と思うことはありませんか?
実は、小さなことでも十分です。
仏教には「無財の七施(むざいのしちせ)」という教えがあります。
これは、お金や特別なスキルがなくても、人に与えられるものがあるという考え方です。
- 眼施(がんせ):優しいまなざしで人に接する
- 和顔施(わがんせ):なごやかで温かい笑顔を向ける
- 言辞施(ごんじせ):優しく、肯定的な言葉をかける
- 身施(しんせ):体を使って手伝う(ドアを開ける、荷物を持つなど)
- 心施(しんせ):思いやりや優しさを持って接する
- 床座施(しょうざせ):席を譲る
- 房舎施(ぼうしゃせ):家や職場をきれいにして、気持ちよく人を迎える
あなたにも、すぐにできることがたくさんあるはずです。
4. 人とのつながりを大切にする
人生の目的に出会うためには、人とのつながりが欠かせません。
どんな人との出会いも、あなたにとって意味があり、学びがあります。
応援される人は、感謝を忘れず、人との関係を大切にします。
・関わる人に「ありがとう」と伝える
・支えてくれる人に、自分もできることで返す
・どんな出会いも「学びのチャンス」と思う
こうした積み重ねが、あなたを応援してくれる人を増やし、
あなたの人生をより豊かにしてくれます。
5. 人生の目的と出会うために
応援される人になることで、人生の目的も自然と見えてきます。
なぜなら、多くの人と関わることで、新しい経験やチャンスが生まれるからです。
焦らず、自分らしく、一歩ずつ進んでいけば大丈夫。
あなたはすでに、多くの人にとって大切な存在です。
安心して、自分の人生を楽しんでくださいね。
そして、まずは小さな一歩から。
今日、あなたが「誰かに与えられること」は何でしょうか?